2024年USD/JPYの過去検証

今年1年を振り返り、ここはエントリーできたはずというポイントを確認しながら、
チャートを動かして過去検証を行いました。
コメントを入れていますが、力尽きたので後半は徐々に短くなっています。

実際に相場を見ていて取れたポイントもあれば、
見ていたけどエントリーできなかった箇所や、
自分のスキルが足りずに見逃してしまった箇所もありました。

トレードで取りこぼしがあると、年間の成績が大きく下がる可能性があります。
そのため、見えているトレードは確実に取れるようにすることが課題だと感じています。

また、知識として理解していることと実際に相場で使えることは違うため、
知識をしっかり実践に活かせるよう、練習も兼ねて1年間を振り返ることにしました。

まず、ドル円についてです。
スキャルピングを行っていた頃は、毎日トレードチャンスがありましたが、
現在のように4時間足を軸にトレードを組み立てるスタイルでは、
1通貨ペアでのエントリーチャンスは月に1回あるかどうか、という状況でした。

現在は6通貨ペアを監視しているため、
体感では1週間に1回程度のチャンスがありますが、
1通貨ペアだけではこれほど少なくなるのかと改めて感じました。

今年のドル円の結果を見ると、年間であったトレードチャンス数は19回でした。
同じ場面で2回目のエントリも行っているので、チャンスとしてはもう少し少なくなると思います。

エクセル上での個々のトレード収支で振り分けた内訳は、
・少額の利益が9回
・大きな利益が4回
・損失が6回

損失を防ぐことも大事ですが、
特に4回しかない「大きな利益」を取り逃がすと、
年間の成績に大きな影響を与えるなと感じました。

毎朝の環境認識はもちろん重要ですが、
「知識として分かっていることを実際のトレードで確実に実行できるようにする」ためには、
定期的な過去検証を通じてトレードを追体験することが必要です。

ただし、ランダムな位置から過去検証を始めると、
トレードチャンスが来ない場面で無理にエントリーを狙いに行ってしまうという悪い癖がつきやすいと思います（もちろん、待つ練習も重要ですが。）

そのため、まずは「エントリーチャンスで確実にエントリーを行う」という
当たり前のことを徹底することが大事だと考えます。

具体的には、過去のエントリーチャンスとなった日付をあらかじめメモしておき、
それを基に定期的にチャートを動かして振り返りを行います。
その役目をこの記事で行っています。

これにより、効率よく自分のトレードを見直し、確実性を高めることができ、
来年以降のトレード精度をさらに向上させたいと思います。

USDJPY2024

USDJPY2024

2024/1/25(木)_4時間足の基本的な戻り売り（損切り）

日足
上方向
伸びているので調整で落ちてきてくれればいいなという思いもあり。
今見ると、MAがぶつかっていることがリスクとして気になるかも。
4時間足
安値を更新して戻り売り。
押し過ぎな気がしたが、1Hの注文の集中を抜けて、資金が入ってきたところでもあったので、一応止められた判定をしといた。
後は下位足でエントリーポイントを待つ。
1時間足
上昇が止まって、1Hの転換ポイントを下抜けるところからエントリ。
ストップが広いので、15Mに落としてエントリー損切りを設定。
15分足
2回目のエントリはしなかった。
過去検証をしていると、経済指標があるのか無いのか分からないが、値動き的に経済指標があったと思う。
普段から、指標はトレードしないようにしている。
リアルタイムではエントリ前に指標があるか確認しているので、このときも2回目は狙いにいかないと判断。

2024/2/16(金)_4時間足の基本的な戻り売り（損切り）

日足
上方向
4時間足
4H戻り売り
下の方の水平線で止まったと思ってショートした。

今見ると、上の水平線で止められているが、
指標みたいな値動きで伸びていったので、
２回目のエントリーは狙わないと思う（値動きが荒れるから）

1時間足
2番天井確認後のネックライン下抜けでエントリ。
15Mには落とすことができなかった。

2024/2/21(水)_4時間足中段保ち合い、1H押し目買いの派生トレード

日足
上方向
4時間足
中段保ち合いで、上昇のターンになるための時間経過十分な場面。
1時間足
上昇トレンドが発生。
押し目買いを狙う。
15分足
1時間足は準備ができているので、15Mの下落が終わる転換点からロングエントリ

決済
①4Hの高値付近で分割決済。
②15Mのトレールで決済

2024/3/13(水)_4時間足の基本的な押し目買い、1H逆から、15M転換からのエントリ

日足
下落の波の途中
4時間足
4H基本的な押し目買い
1時間足
1Hやや空中戦
逆から来るパターン
ストップが広いので15Mへ落とす
15分足
1時間足は準備ができているので、15Mの下落が終わる転換点からロングエントリ

決済
①4Hの高値付近で分割決済。
②15Mのトレールで決済

2024/5/21,22(火、水)_4時間足の基本的な押し目買い、1H安値切り上げネックラインからのエントリ

日足
ノントレンド
4時間足
4H基本的な押し目買い
1時間足
2番底目で15Mの上昇トレンドの押し目買いをしたが、1H安値切り上げのネックライン抜けでエントリーすれば良かったと思う。
1回無駄にトレードした。

決済
①4Hの高値付近で分割決済。
②15Mのトレールで決済

2024/６/７(金)_4時間足全戻し対応、1H下降トレンド発生からの戻り売り、15M転換からのエントリー

日足
上目線
4時間足
4H全戻し売り対応
1時間足
下降トレンド発生後の戻り売り
15分足
15Mの上昇が終わる転換点からショートエントリ

決済
①15Mのトレールで決済

2024/６/17(月)_4時間基本的な押し目買い、1H見送って2回目のエントリ適用、15M転換からのエントリー

日足
上目線
4時間足
基本的な押し目買い
1時間足
波の感覚的に早かったので、1回目の1H転換ではエントリーせずに、1H準備ができたので15Mの転換からエントリ
15分足
1回損切り、追い続けて利益確定

決済
①4H前回高値で分割決済
②15Mのトレールで決済

2024/8/27(火)_4時間基本的な押し目買い、1Hワントップでの下落からのエントリー

日足
下落の波の途中
4時間足
基本的な戻り売り
ダウカウントが2本見える
1時間足
綺麗に斜めの上昇トレンドラインが引ける。
4Hの直撃ラインで止められてのを確認して、斜め抜けからショートエントリ
1Hは逆から来るパターンでストップが広くてエントリできないので、
15Mの注文の集中下抜けからエントリ

決済
①4H前回安値で分割決済
②15Mのトレールで決済

2024/8/30(金)_4時間基本的な押し目買い、1Hネックライン上抜けからのエントリー

日足
下落の波の途中
4時間足
基本的な押し目買い
1時間足
2番底を形成して、ネックライン上抜けからエントリ

決済
①4H前回安値で分割決済
②15Mのトレールで決済

2024/9/27(金)_4時間基本的な押し目買い、1H安値切り上げ、15Mの押し目買い、5Mの高値超えからのエントリ

日足
上昇への転換後
4時間足
基本的な押し目買い
1時間足
安値切り上げをして何も無ければネックライン上抜けからエントリ
15分足
上昇トレンド発生後の押し目買い→5Mの高値超えからロングエントリ

決済
①日足前回高値で分割決済
②15Mのトレールで決済

2024/10/9(水)_4時間空中戦、1H上昇トレンドの押し目買いから4Hへ派生、15Mの押し目買いからのエントリ

日足
上昇の波の途中
4時間足
基本的な押し目買い
1時間足
斜めと水平線を上抜けたが、15Mでエントリできる形をしていなかったので、1Hでもう一度高値を超えたら15Mの下落の転換からロングエントリ

決済
①４H前回高値で分割決済
②15Mのトレールで決済

2024/10/30(水)_4時間空中戦、1H上昇トレンドの押し目買いから4Hへ派生、15Mの押し目買いからのエントリ（損切り）

日足
上昇の波の途中
4時間足
4Hのトレンドライン下抜けからのエントリ狙い
1時間足
注文の集中下抜けからエントリ→損切り
2回目も追ったが損切り。

2024/10/31(木)_4時間下落の波の途中、1H戻り売り4Hへ派生、15Mの転換から売りのエントリ

日足
上昇の波の途中
4時間足
下降トレンド発生の波の途中
1時間足
ワントップからの注文の集中下抜け（15M転換）

決済
①15Mのトレールで決済

2024/11/18(月)_4時間下落の波の途中、1H斜め下抜けからの注文の集中下抜けからのエントリ

日足
上昇の押しが入ってきているところ
4時間足
戻り売りだが4Hで見える節目で止まってない
1時間足
1Hの注文の集中を下抜けた節目で止められている判定を行い、斜め下抜け後の注文の集中下抜けからエントリ

2回目のエントリも4H下落の波の途中なので、15M転換からショートエントリ

決済
①４H前回安値で分割決済
②15Mのトレールで決済