【メンタル】衝動的なトレードの原因

自己分析

環境認識が不十分」+「」=「焦りからの衝動エントリー」
この2つが揃うと衝動でエントリーをしてしまうため、
その衝動に気がついたら、環境認識が不足している可能性を考える。
そうすることで、誤ったトレードを回避できるようになると思う。

衝動的にエントリーしたくなる理由は、「環境認識ができていないこと」にあると考えています。

具体的に言えば、先に「形」だけを見つけてしまうことで、
「欲」「焦り」が生まれ、
その結果として衝動的なエントリーにつながると考えています。

衝動的なトレードを振り返ると、「形は合っている」ことが多いのですが、
「場所」が正しくありません。

では、なぜ”「場所」が正しくない”のに、形だけを見てエントリーをし続けてしまうのか?
その原因となる、「環境認識不足」「欲」「焦り」「衝動」について考えてみました。

環境認識ができていない

事前にしっかりと環境認識ができていれば、正しくない場所でエントリーの形ができても、
通常はそれをスルーできます。
それは、自分の狙うべきポイントではない、もしくは時間経過が不十分だと事前に判断しているからです。
この場合、エントリーをスルーすることが計画の一部となっており、
次の値動きへの対応がすでに決まっているため、形が出来ただけでは焦りは生じません

しかし、環境認識ができていない場合は、
形ができたことに対して「取りこぼしたくない」という欲が生まれ、
「早く環境認識をしないと、エントリーポイントが過ぎてしまう」という焦りが生じます。

こうなってしまうと、無意識にエントリーを肯定する要素を探し始めます
さらに、時間的な余裕がないと、ある程度の根拠(間違った根拠を含む)が揃った段階で、
取りこぼしを恐れて、もしくは欲に駆られて、衝動的にエントリーしてしまうのです。

悪循環を生むプロセス

変な話ですが、環境認識をしていないことで、環境認識が出来ない状況に陥ります
その冷静でない状態でエントリーポイントを先に見つけてしまうと、
無意識にエントリーを肯定する環境認識を行ってしまいます。

このバイアスがかかった環境認識によって、エントリーは常に間違った判断で行われ、
結果的に衝動エントリーに繋がります。

解決策:エントリーをしない理由を探す

エントリーポイントを先に見つけた場合は、エントリーできる理由ではなく、
エントリーをしない理由を意識的に探すことが重要です。
理由を探した結果、リスクが少ないと判断できれば、
形的にも環境認識的にもエントリーできるということになります。
逆にリスクが気になる場合には、そのトレードは控えるべきです。

まとめ

「環境認識の不足」と「欲」が組み合わさったときに、「焦り」が生じ
結果として、エントリーの衝動が発生します。
話をシンプルにすると
「形が合っているなら、あとは環境認識をしっかりすれば良い」ということです。

ただ、その状態での環境認識は、偏った判断になる可能性が高いので、
エントリーをしない理由を意識的に探して、冷静なトレード判断をしましょう。

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